2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『エレニの帰郷』をみる

夕方から出かけて鍼に行く。そのまま梅田へ出て、阪神百貨店の地下でカレーをひと皿掻き込んでから、ブルク7でアンゲロプロスの遺作『エレニの帰郷』をレイトショウでみる。過去のパートはすばらしいが、現代篇はうまくいっていなんじゃないか……新作のブレ…

きょう買った古書

ジャン=フランソワ・リオタール『非人間的なもの 時間についての講話』(訳・篠原資明、上村博、平芳幸浩。法政大学出版局) リチャード・パワーズ『幸福の遺伝子』(訳・木原善彦。新潮社)

《眠らない男・ナポレオン》をみる。

一階の、舞台全体をすっきりとみることのできるすごく良い席で、それだけで笑みを抑えることができなくなったほど。 前回みたときより各々の芝居がよく練られていて、味つけはグッと濃くなっており、非常に愉しめた。 終演後、興奮のままキャトルレーヴに駆…

きょう届いた新刊

ジョルジュ・ディディ=ユベルマン『イメージ、それでもなお アウシュヴィッツからもぎ取られた四枚の写真』(訳・橋本一径。平凡社) 本屋ですっかり見かけなくなったので、カネを節約するために図書館から借りて読んでいたのだが、また売られてるのをみる…

きょう届いたBD

テレンス・マリック『シン・レッド・ライン コレクターズ・エディション』 テレンス・マリック『ツリー・オブ・ライフ』

義姉夫婦と姪が来て、義母の七回忌の法要。まだ若い僧侶の、ずんずん進んでゆく勢いのある読経を聴きながら、黛敏郎のオーケストラ曲の気持ちよさと酷似していることに気づく。読経のあと、御坊と話していると、昨年末にキャプラの『素晴らしき哉、人生』を…

きょう届いたBD

大島渚『Kyoto,My Mother's Place』(紀伊國屋書店) テレンス・マリック『トゥ・ザ・ワンダー』(TOHO)

暖かく晴れている朝だったが雨が降ると昨夜の天気予報が告げていたので洗濯機は回さなかった。 夜、職場を出ると雨は止んでおらず。洗濯物への配慮はあったが、じぶんのために傘を携えて出るのは忘れていた。

きょう届いた古書

千葉成夫『現代美術逸脱史』(晶文社)

今更ながらSKE48の《Escape》*1がとても素晴らしく繰り返し聴いているのだが、作・編曲が《片想いFinaly》とおなじ井上ヨシマサで、納得する。 *1:http://ama2k46-2nd.tumblr.com/post/74171176029

きょう届いた古書

梯明秀『ヘーゲル哲学と資本論』(未来社)

『アレクサンドル・ネフスキー』をみる

DVDでエイゼンシュテインの『アレクサンドル・ネフスキー』をみる。『メキシコ万歳!』をみた眼で眺めていると、ときどきその残響が垣間みえるような気がする。

蒲団でぐずぐずとしていると、「しま」に一喝されて、慌てて起きる。今朝は寒い。東からきて、駅を通り過ぎて行った貨物列車には雪が積もっていた。 夜。電車を降りると、駅のプラットフォームで、西に行く電車を待ちながら少しずつ距離を設けて固まっている…

きょう届いた古書

梯明秀『全自然史的過程の思想 私の哲学的自伝における若干の断章』(創樹社)

職場で今朝の新聞を片づけているとき、その一面の記事をみて、やっときょうが震災の起きた日だったことを思い出す。 帰宅して、夕食。柚子に読んでもらおうと倉多江美の傑作『静粛に、天才只今勉強中!』を引っぱりだしてきて、私も読み始める。やっぱり面白…

ボレマンス、磯崎、和田永、一柳。

朝、東京に着いて東京駅のスターバックスでココアを呑みながら梯明秀の『資本論への私の歩み』を読んでいる。 そこから品川へ出て原美術館で「ミヒャエル・ボレマンス:アドバンテージ」展をみる。 品川から銀座のギャラリー小柳へ出て、「ミヒャエル・ボレ…

きょう届いた古書

梯明秀『物質の哲学的概念』(青木全書)

仕事を終えて帰宅して、柚子と晩御飯を食べる。弁当を作ってもらって、大阪から東京行きの深夜バスに乗る。

きょう届いたVHS

オレーグ・コヴァロフ『セルゲイ・エイゼンシュテイン 自伝』(IVC)

『眠らない男・ナポレオン』をみる

昼まで眠る。昼過ぎから柚子と出かけて宝塚。星組の『眠らない男・ナポレオン』をみる。ナポレオン役の柚希礼音はいつオペラグラスを向けても鋭利な色気がむんむんしているし、ジョゼフィーヌ役の夢咲ねねはコケットリとプライドの塊をぬけぬけと演じきって…

きょう届いた古書

梯明秀『社会起源論』(三笠書房)

きょう届いたCD

GAS『Nah und Fern』(KOMPAKT)

このあたりの何処かにあるはずだと思い、本の柱のいちばん下から梯明秀の『資本論への私の歩み』をみつけて、ダルマ落としのようなぐあいになりながら、何とか引っぱりだしてくる。 諸根君から薦められて買ったヴォルフガング・ヴォイドの別名義である「GAS…

『メキシコ万歳!』をみる

このごろ、あっちの本を読み、こっちの本を読み、と喰い散らかしている。それぞれまったくばらばらの本だったらそんなこともないのだろうが、少しずつ重なり合うような本を読んでいるせいで、それぞれの本の内容が混じったり衝突したりすることがしばしばで…

去年買った「naïve」のグリゴリー・ソコロフのボックスをちびりちびりと聴いているのだが、そりなかからシューベルトの遺作のピアノ・ソナタを聴く。とてもいい。