父が回復する

  • 昼から坊さんがきて、ネット工事の調査員がくる。弟と買った父の病床用のi-podに、ビートルズやらベートーヴェンやらジェイムズ・ブラウンやら、借りてきた吉田拓郎やらを入れる。
  • 柚子と、隣町のスパゲティ屋で晩御飯を食べることにして、夕方から出かける。柚子はひと足先に出ている。弟から携帯に電話あり。父の意識はすっかり回復して、きょうは彼が行くと、看護婦さんとジャンケンをしていたそうだ。彼が話しかけると、ちゃんと肯いたり頸を横に振ったりして、答えるとの由(まだ口に管を入れられているので、会話はできない)。右側に少し麻痺が残るが、リハビリ次第でよくすることは可能であるとのこと。先日、私と祖母(父の母である)が訪ねたことは、まるで覚えていないそうで、それがまた、とても父らしいシニックさである。
  • 何だか大変気分がすっとして、猛然と皿を片づける。先週のホワイト・デイのお返しをまだしていなかったので、ケーキを買って、柚子に渡す。私はそのままアルバイトに行ったのだが、スパゲティを勢いよく食べ過ぎた所為だろう(柚子が残した分も食べた)、腹を壊してしまい、何だか可笑しい。
  • 帰宅して、SkypeでU君とserico嬢と今後の『罪神』の進行に就いての打ち合わせ。