• 朝ぼーっとした頭のまま、昨夜けっきょくあまりに眠くて投票できなかった分の投票券を打ち込み終えてから仕事に行く。
  • 愚行権の祭、悪評高いAKB総選挙というものに、須田亜香里神推しなので、今回はどっぷり付き合ってみた。他にも好きなSKEメンはいるけれど、今回は残らず須田に投じた。とは云え、家や車を売るひともいるこの祭、私の投じた票数など大したものではない。ヲタじゃないひとには充分呆れられるが、ヲタにはぜんぜん少ないと云われるぐらいのものだろう。
  • じぶんなりにやりきってみて、得心したのは、推しを推したいという気持ちには本当に際限がないこと、しかし私の財布の中身や、モバイル会員になって投票してやってくれなんてばかばかしいことを頼める家族や友人は限られているということと、しかし、それでいいんだ、ということである。
  • 腐るほどカネを持っていても、推しを推したいというこの気持ちの全部を、カネで還元し尽くすことはできないだろう。そういう限界のない気持ちが、じぶんのなかにはやっぱりあるのだということを、苦笑しつつ発見した。同時に、しかし注ぎ込めるカネには、気持ちとは違ってどうしたって限界があるのであり、そのことは、気持ちの際限のなさとは無関係で、だからそのことが、推しを推す気持ちを目減りさせるものではないということを、ようやくじぶんで認められるようになった。そういう気持ちになったのも、きっと、午後三時を疾うに過ぎたからなのだけれど。