2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧
昼に近くなって起き出してくると、すっかり花弁を開いていた芍薬*1。 昼過ぎからひとりで出掛けて、『ロダン 想像の秘密 白と黒の新しい世界』展*2を兵庫県立美術館で見る。 茶化さないでロダンを見るのなど初めてだ。フィリップ・ジュリアンの本の云うとお…
大橋良介『京都学派と日本海軍 新資料「大島メモ」をめぐって』(PHP新書) シャルル・ボードレール『ボードレール批評』(訳・阿部良雄。全4巻。ちくま学芸文庫)
夕方から出掛けて、柚子と三宮で待ち合わせる。柚子の「母の日」の買物に同行するが、もともとどうでも良いと思っているのに加えて、いよいよ腹が減ってきて俄然どうでも良くなると、程なくそごうの閉店時間となり、何も決まらず。柚子の足手纏いになっただ…
佐藤亜紀『ミノタウロス』(講談社) ロレンス・ダレル『アレクサンドリア四重奏 2.バルタザール』(訳・高松雄一。河出書房新社)
朝起きてから歯医者に。昼から事務所に顔を出す。そのまま本屋に行き、佐藤亜紀の『ミノタウロス』を購入。一冊しか入れていないとはどういうことだ!? 平積みにせよ!!! 江村哲二と茂木健一郎の『音楽を「考える」』読了。 江村 (演奏家と)同じように聴衆も…
エドガー・アラン・ポー『エドガー・アラン・ポー短篇集』(編訳・西崎憲) われわれがどれだけ慣れ親しんでいるポーでも、西崎憲の訳したものなら、やっぱり読みたいではないか。松井冬子の絵を用いたカヴァーの装幀も良い。 橋川文三『昭和維新試論』(ち…
激しい風雨。 某社の面接を受ける。あれこれ喋るが、どうにも熱意が上滑りして、巧くアピールできたか、甚だ疑わしい。非常に面白そうな仕事をしている会社なので、何とか入りたいのだが、さて。 面接を終えてから、父親と久しぶりに電話で話をする。彼と私…
『エリザベート Gesamtaufnahme Live』(HitSquad Records)*1 飽きるほど聴いたウィーンに於ける1992年の全曲ライヴ盤に比べると、全体的に音の作りの重心が低く、分厚くなり、細部の装飾が凝らされ、派手になっている。例えば「闇が拡がる」や「Hass」など…
少し遅い朝食を取っていると、ウィーンでの2005年版の『エリザベート』のライヴCDがamazon.deから届いた。昼前から事務所に顔を出す。
『メロディ2』(指揮:エフゲニー・スヴェトラーノフ。ロシア国立交響楽団)
江村哲二+茂木健一郎『音楽を「考える」』(ちくまプリマー新書)
昼から事務所に顔を出す。茶屋町のタワーレコードに寄ってから帰宅。 駅で会社帰りの義兄とばったり。電車のなかで、姪のことや姪の校区である小学校に蔓延する露骨な格差社会の実態などの話を聞きながら帰る。
五十嵐太郎『現代建築に関する16章 空間、時間、そして世界』(講談社現代新書)
幾らなんでも下痢が止まらないのはおかしいじゃないか。柚子まで昨夜は嘔吐する始末で、今朝はふたりで近所の内科へ。検尿、検便、レントゲン、採血、果ては院長先生の指で菊の門の奥まで調べられ(「前立腺、問題なぁし」と看護婦さんに告げるのが聞こえた…
小康状態。とは云え、少しでも食べ物を口にすると、直後に便所へ駆け込むことになるのは、相変わらず。 大学の頃、ぽちぽちと買っていた同人作家が、今も旺盛に活動しているのを知り、妙な懐かしさと共に、激しく奮起させられる。
熱は下がり、食欲も旺盛。だが、下痢はまだ止まらず。とは云え、蒲団から這い出て、PCの前にちょっと向かえる程度には快復する。 調子に乗っていると、急にぐったりと疲れて、昼過ぎまで泥の底に沈んだように眠る。 クリストファー・プリーストの『双生児』…
終日、蒲団と便所の往復。だが熱は下がり、食事も少しはできるようになる。柚子の看病のおかげである。 先日からずっと愉しみにしていた、帰省中のU嬢との会食へは出掛けられず、柚子のみが外出する。 蒲団の中で本を読む程度の元気は出てきたので、プリース…
朝、なぜだか起床できず。体温計を咥えると38度1分の発熱。ついで、激しく継続的な、下痢。 夜まで蒲団の中で眠るが結局良くならず、柚子に説得されて、彼女が探してくれた夜間の救急医療センターへ、彼女と一緒にタクシーで向かう。 さすが連休中と云うべき…
『トキオン・ジャパン6月号 誰も知らない菊地成孔』(INFASパブリケーションズ)
昨日、見損ねた『スパイダーマン3』*1を観るために三宮のミント神戸へ。一時間ほど早く着いたので、チケットだけ取り、久しぶりにダイエーのスターバックスでキャラメル・フラペチーノのエクストラ・ホイップを飲みながらプリーストの『双生児』を読み進める…
我らが山城新伍や小林旭と同い年の映画監督ポール・ヴァーホーヴェンの最新作『ブラックブック』*1を、柚子から上映しているのを教えてもらった三宮シネフェニックスでやっとこさ観る。 ものすごくパワフルな映画。テクニックだのセオリィだのを超えて、やり…