2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『J・エドガー』をみる

昼過ぎまでぽちぽちとテープ起しの続き。ようやく終わる。洗濯物を干してから図書館へ出て、資料のコピーをとる。そのまま実家の近くの散髪屋へ行き、髪を切ってさっぱりしてから、実家に少し寄って帰宅する。 先日みたアミール・ナデリの『CUT』だが、隅々…

『CUT』をみる。

朝から出かけてU君邸で打ち合わせをする。昼過ぎ、出勤するU君と途中まで一緒に出て、新開地から古本屋をぶらぶら眺めながら元町映画館まで歩く。その途中、南波さんから携帯にメールが入り、新作を撮影中のテオ・アンゲロプロスが交通事故に遭って亡くなっ…

きょう届いた古書

ベネディクト・ニコルソン『クールベ 画家のアトリエ』(訳・阿部良雄。みすず書房)

とても気分のよい目覚めで驚く。朝からずっと芯から寒い一日。昼からジムで少し運動をする。帰宅してから風呂掃除。洗濯機を廻して、洗濯物を干す。

膝の上でぐるぐる云っていた「しま」が、玄関でがちゃがちゃ音がし始めるとそれが柚子の帰宅であることがすぐに判って、ぱっと私の膝を飛び出して、階段を駆け降りていった。つまらんので私も下に降りる。

きょう届いた古書

G・W・F・ヘーゲル『美学』(全九冊。訳・竹内敏雄。岩波書店)

きょう届いた古書

『美術手帖 2008年8月号』(美術出版社)

井上郷子の弾く近藤譲のピアノ作品集をずっと聴いている。海外盤だが日本語で、近藤譲の記したライナーノートがついている。そのなかの《視覚リズム法》から。 このような音楽書法を、私は、「偽反復」と呼んでいる。それは、単なる繰り返し(つまり「反復」…

『無言歌』をみる。

明治の洋館へのぼんやりとした関心から、飯島洋一の『〈ミシマ〉から〈オウム〉へ』を読み始める。ずっと前に読んだ『王の身体都市』もそうだったが、「私たち日本人には自己がない」というのが飯島の筆にはオブセッションのように取り憑いていて、しかしそ…

夕方、病院に寄ってから、本屋をぶらぶら覗き、アルバイト。 ちんたら読んでいる大橋良介の『美のゆくえ』はカントとヘーゲルの美学の概説を終えてアドルノの美学の説明に入る。 現実の矛盾のなかで、藝術は自分自身の没落を自覚する。そのとき、「藝術は支…

きょう届いた古書

石黒達昌『94627』(ベネッセ)

手話で話す老婆の手の、肩から指先までの総てを使って絶え間なくひらひらとしなやかに動き続けるその運動を、後ろからほれぼれと眺めていた。上手な指揮者の棒の動きを思いだした。 自転車で昼前から出かけて、図書館で『明治天皇紀』の『索引』を手がかりに…

きょう届いた古書

石黒達昌『冬至草』(早川書房)

花組をみる。実家に行く。

朝から起きて柚子と宝塚まで出る。阪急今津線は門戸厄神があり初詣の乗客も多い。最近は年が改まるたびに柚子と宝塚をみているが、これが私の初詣のようなものかも知れないと思う(年明け最初の映画に何を選ぶのかをとても気にするのと同根だろう)。 石田昌…

謹賀新年。

今年はこれから何かをするのではなくて、もう去年のうちにいろんなことがみえたり、覚悟を決めたので、それを粛粛と実行してゆくことにする。去年の仕事の積み残しもたくさんあるので、まずはそれから。