2011-01-01から1年間の記事一覧
横山やすし『ど根性漫才記 まいど!横山です』(徳間文庫)
朝は「しま」に起されて、ゴミ出しに。昼から自転車を漕いでアルバイトへ。銀行に寄るが入金はなし。なので、仕事が終るとジュンク堂と古本屋の百円棚を覗くだけで、映画館へ出るのは諦めてそのまま帰宅する。米を炊いたり、皿洗い、風呂掃除など。薬缶にお…
ヴァルター・ベンヤミン『ドイツ悲哀劇の根源』(訳・岡部仁。講談社文芸文庫)
朝起きて、「新潮世界文学」のチェーホフの巻を引っぱりだしてきて、神西清の訳の『かもめ』を読む。 昼からアルバイトに行き、そのまま京都芸術センターまで出る。134君から教えてもらってからずっとみようとしながら、発熱だの父親の入院だの私自身の骨折…
三國一朗、井田麟太郎(編)『昭和史探訪』(全六巻。角川文庫)
村上泰亮『産業社会の病理』(中公叢書) 波多野精一『基督教の起源』(岩波文庫)
朝起きて、新開地の神戸アートビレッジセンターまで出て、原田芳雄追悼企画の、鈴木清順『ツィゴイネルワイゼン』を二〇年ぶりくらいに、みる(しかし本当なら『悲愁物語』のほうがみたかった)。 中学生の時分は、着物を着た女だのジャポニスムだの幻想チッ…
『リスト・プロジェクト』(ピアノ:ピエール=ロラン・エマール。DG)
ピエール・フランカステル『絵画と社会』(訳・大島清次。岩崎美術社)
朝から雨。傘を差して歩きながら、雨の粒々が落ちてくるひとつひとつの落下をみている。リハビリと診察。 晩御飯を食べてから、柚子がつくってくれたバヴァロワを食べる。大変美味。
夕方までぽちぽちとテープ起し。ものすごく大事なことがばんばん出てくる。 「しま」が遊べと呼びにくる。階下で、増村保造の『兵隊やくざ』をDVDでみる。勝新太郎の大宮と田村高廣の有田の関係は、相棒というより、まさに恋人のそれである。勝新がたびたび…
ピーター・シンガー『マルクス』(訳・重田晃一。雄松堂出版)
慌てて朝御飯を柚子と食べて、三宮まで出て、神戸国際松竹でジョー・ライトの『ハンナ』をみる。 古本屋をぶらぶらしてから実家へ出る。祖母から、彼女が昭和十五年、十八歳のときに和歌山から大阪へ出てきて、昭和十九年に結婚して、敗戦を迎えるまでのあた…
朝は六時前くらいに「しま」に起されて窓を開けてやる。そのまま二度寝。数時間経つと、また「しま」がやってきて、いつまで寝ているんだと啼きまくり、起される。きのうの夕方から干した洗濯物を取り込む。しばらくすると、雨が降ってきて、微かな満足を覚…
ジェフ・ニコルスン『食物連鎖』(訳・宮脇孝雄。早川書房)
『湯浅譲二作品集成 vol.2 室内楽作品』(DENON)
朝、ご飯を食べてからDVDで増村保造の『陸軍中野学校』をみる。 夕方からアルバイト。そのまま電車に飛び乗り、高槻駅まで出て、其処から猛然と走り、ぎりぎり開巻で高槻セレクトシネマに飛び込んで、マキノ正博の『鴛鴦歌合戦』をみる。いつみても大変キュ…
トム・フランクリン『密猟者たち』(訳・伏見威蕃。創元コンテンポラリ)
鈴木雅雄、林道郎『シュルレアリスム美術を語るために』(水声社)
スティーヴ・ホデル『ブラック・ダリアの真実』(訳・東理夫。上下巻。ハヤカワ文庫)
『ギュスターヴ・クールベ展』図録(1989年。ブリヂストン美術館)
阿部良雄『西欧との対話 思考の原点を求めて』(河出書房新社)
朝はやく起きて、高槻まで出て、商店街で朝飯を買ってから、高槻セレクトシネマまで出て、川島雄三の『女は二度生まれる』と吉村公三郎の『婚期』をみる。
アンドレ・マルロオの『希望』は後半、ポテ540爆撃機*1の、宮崎駿好みな異様な姿がたびたび画面に映るのが愉しかった。きちんと整えた映画にしようとしてしまい、映画の面白さが減じてしまう箇所は決して少なくないが(きちんとしようとして逆に変な画面にな…
昼前から出て、新開地の神戸アートビレッジセンターでイエジー・スコリモフスキの『エッセンシャル・キリング』をみる。エンディングが異様なほどのカッコよさ。 元町まで古本屋をぶらぶら辿ってから帰宅する。柚子から長いメールを貰う。私にもよく判る、と…
阿部良雄『イメージの魅惑』(小沢書店)