2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

きょう買った新刊と漫画

林達夫+久野収『思想のドラマトゥルギー』(平凡社ライブラリー) 伊図透『ミツバチのキス』(第1巻。双葉社)

きょう届いた古書

G・W・F・ヘーゲル『法哲学講義』(訳・長谷川宏。作品社) 檀一雄『リツ子その愛・その死』(新潮文庫)

本とか廃墟とか。

滅多に開けないで積み重ねてある、本やCDを入れた段ボール箱をゴソゴソやっていると、知らない場所に行くのが大好きな「しま」が大変興奮して、段ボールの上に乗ってきて、作業の邪魔をするのだった。彼女を除けながら、ダイジェスト版の『太平記』やポゴレ…

『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』をみる。

夕方から柚子と元町の大丸に。柚子が同僚と連名で、会社で配る義理チョコを買うのに付き合い、それから私には、デメルの「猫の舌」チョコを買ってくれる。少し早いけど、と。 そのままミント神戸まで出て、デイヴィッド・フィンチャーの『ベンジャミン・バト…

きょう届いた新刊

塩見允枝子『フルクサスとは何か 日常とアートを結びつけた人々』(フィルムアート社) 一柳慧の「IBM」の演奏のエピソードあり。また、高橋悠治は「ダンス・スタジオで伴奏のピアノを弾きながら、ヴィトゲンシュタインの本を譜面台の脇に置いて読んでいたと…

北京の双子ビルの死。

洗濯機を廻して、昼から自転車でアルバイトに行き、帰ってきてから、ベランダに洗濯物を干す。 夕方、柚子が帰ってきて、きのうのトンカツの残りを使って、カツ丼を作ってくれる。 夜のニュースをみていたら、きのうのVTCCの火災は花火の所為だそうだ。じぶ…

きょう届いたCD

モートン・フェルドマン『Aki Takahashi plays Morton Feldman』(ピアノ独奏:高橋アキ。mode)

コールハースは燃える

ようやく届いた高橋アキの弾くフェルドマンの作品集を聴く。きりりとした見事な演奏。 夜、TVを眺めていて、ニュースの終わりでチラッと、北京のTV局のビルが燃えています、との報あり。やっぱりコールハースのCCTVだった。正確には、燃えているのはCCTVの隣…

きょう届いた中古DVD

アンドレイ・ミハルコフ=コンチャロフスキー監督『貴族の巣』(IVC) さっそくみる。冒頭から、こんな色彩だったのかと驚く。

きょう買った古書

近藤譲『〈音楽〉という謎』(春秋社) カルラ・ヘッカー『フルトヴェングラーとの対話』(訳・薗田宗人。音楽之友社)

『ルルドの森(再)』をみる。

朝起きて、「大阪市立芸術創造館」まで独りで行き、細川博司の率いる「バンタムクラスステージ」の公演『ルルドの森(再)』*1をみる。 再演だが、前回*2に比べるとずいぶん細かく脚本、美術(ちらちらする、光線と影の按配が美しかった)、そして俳優へのそ…

きょう買った古書

ジャック・デリダ『視線の権利』(写真・マリ=フランソワーズ・プリサール。訳・鈴村和成。哲学書房)

大学院作曲修士演奏会を聴く

きょう買った古書

大橋良介『西田哲学の世界 あるいは哲学の転回』(筑摩書房) エルンスト・ユンガー『言葉の秘密』(菅谷規矩雄。法政大学出版局) 大岡信『肉眼の思想 現代芸術の意味』(中公文庫)

押井守『鉄人28号』をみる

昼からアルバイトに行き、そのまま梅田まで出て、「シアター・ドラマシティ」で押井守の作・演出の『鉄人28号』*1をみる。 押井守の本分は、云うまでもなく、映像作家にこそある。モノとしての人形が突然生命の息吹を吹き込まれて踊りだすシーン(鉄人28号が…

きょう届いた古書と新刊

大島渚『青春について』(読売新聞社) トルストイ『アンナ・カレーニナ』(訳・望月哲男。全4巻。光文社古典新訳文庫) ソローキンの『ロマン』の訳者の『アンナ・カレーニナ』を読みたいと思わないひとがいるだろうか!? 林達夫『林達夫著作集 別巻I 書簡』…

昼過ぎの口笛吹き。

ピンク・フロイドを聴きながら、ベランダに洗濯物を干す。長澤均の『BIBA』の図版を眺める。愉しい。 磯崎新の『建築における「日本的なもの」』を再び読んでいるのだが、とても面白い。本棚から林達夫と丸山眞男の「近世日本政治思想における「自然」と「作…

サイケデリックの新鋭。

ピンク・フロイドの『夜明けの口笛吹き』を借りてくる。 夜、アルバイトを終えて、ドーナツ屋で柚子と待ち合わせて、帰宅する。夕食をとり、早く眠る。

きょう届いた古書

林達夫『林達夫著作集』(全6巻。平凡社) 「氏はよく言はれる様に啓蒙的なエンシクロペディストではない。エンシクロペディストに真の批評精神は無い。彼等は自分の知識に寄りかかつてをり、現実や大衆と自分との距離に安住している。が。林氏の内部の批評…

きょう買った古書

『美術手帖1972年11月号』(美術出版社) 顎鬚を蓄え、頭にはパーマをかけた、全盛期のレツゴー長作のような風貌の磯崎新がロックを語る座談会に出ていたりするのだが、特筆はこの「ROCK IS」と題された音楽特集のアートディレクション。サイケ調で、ムチャ…

『アンダーカヴァー』をみる

夕方から出かけて、三宮の古本屋を廻ってから阪神電車で春日野道駅(異様に幅の狭い以前のプラットフォームがそのまま残されていて、これはリノベーションになるのかしら?)へ。HAT神戸(初めて行ったのだけれど、整然とした廃墟のような街並みだった)の「…

『貴族の巣』をみる

昼起きてから、『題名のない音楽会』が黛敏郎を特集し、片山杜秀が出るのでヴィデオに録ってみる。ずっとみていなかったので、司会が佐渡裕になっていたのも初めて知る。このひとでは、まったくつまらんなあ。片山杜秀だけが活き活きとしていた……。 「しま」…