2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『アポロ13』を吹替で観る

日記を書いたり、ずいぶん前に買ったハードカヴァー版のエミリオ・ルッス『戦場の一年』を読み始めたり、郵便局に行ったりして、昼過ぎから、借りてきたDVDで独り、ロン・ハワードの『アポロ13』を今日は吹替版で観る。 いわゆる超大作なのだが、まるで良く…

女はそれを待っている、か?

昼過ぎに起きだして、溜まった日記のメモを整理したり、カラヤンの振った、大好きな『ボリス・ゴドゥノフ』の全曲盤を久しぶりに通しで聴いたり、たらたらと過ごす。 イングマール・ベルイマンも逝去。ああ。

きょう買った古書

桶谷秀昭『夏目漱石論』(河出書房新社)

『Helpless』を観る。

昨夜は『ツイン・ピークス』第6話まで観て、私がすっかり睡魔に襲われたため、残りの第7話を朝少し早く起きて柚子とふたりで観たあと、慌ててDVDを返却しに行く。10時までに返却すればセーフなのである。 ミスタードーナツで柚子にお土産を買い、帰宅。 さっ…

きょう届いたDVD

F・W・ムルナウ監督『ファントム』(紀伊國屋書店)

僕らのひ弱な戦争

『虐殺器官』を読んで、おぅおぅそう云えば観ていなかったと慌てて借りてきた、リドリー・スコット監督の『ブラックホーク・ダウン』をDVDで観る。武装ヘリの編隊が海辺を飛ぶ際の美しさと、たいへん淡々とした戦闘、霧のなかを兵士たちが走るシーンの夢幻ぶ…

幕引きのあとで

夜、三宮で柚子と待ち合わせて、元町の「味香園」で夕食。たらふく食べる。揚げワンタンを始め、此処の味は本当に好き。 柚子が見つけてきた海岸通の「cafe & bar anthem」*1へ行くが、満席で入ることができず、そのまま帰宅する。 *1:http://www.k4.dion.ne…

きょう買った古書

ロバート・グレーヴス『さらば古きものよ』(上下巻。訳・工藤政司。岩波文庫)

ジョン・ポールは若き日のチョムスキーに演らせよう。

伊藤計劃『虐殺器官』を読了。 さまざまなアメリカ映画や『モンティ・パイソン』、ルーシャス・シェパード、コンラッドの『闇の奥』、押井守、『メタルギアソリッド』シリーズ、大塚明夫(私には、ウィリアムズの声は彼しか考えられない)などからの木霊が響…

きょう届いたDVD

モーツァルト『フィガロの結婚』(演出:クラウス・グート。指揮:ニコラウス・アーノンクール。2006年ザルツブルク音楽祭。TDKコア)

やっぱり時間切れ

借りてきたDVDを観るつもりだったが、何となく眠ってしまう。

きょう買った古書

『描いちゃ消し描いちゃ消し 岡本喜八の絵コンテ帖』(アトリエ出版社) 傑作『日本のいちばん長い日』の絵コンテをぎっちりと収めた本。古本屋の軒先から、たった300円で買うことができた幸福に感謝。

時間切れ

借りてきてあるDVDを観るつもりで帰宅したのだったが、何となくそういう気持ちにならず、眠りに追い付かれる。

主宰の引越。

朝早くから柚子に起こして貰って、就職試験を受けにゆく。如何に私の知識が趣味的で、些かも教養とは縁遠いものか、つくづく思い知る。例えば山形浩生だったら、たぶん楽に百点が出せるような試験だった。そう云えば私は、学校の実力テストを、勉強したら実…

きょう買った古書と届いていた古書

ポール・ボウルズ『止まることなく ポール・ボウルズ自伝』(訳・山西治男。白水社) 島田謹二『ロシヤ戦争前夜の秋山真之 明治期日本人の一肖像』(朝日新聞社)

太秦から

朝から昼までU君とK氏の企画のそれぞれに共通する、現代社会の善意の歪みと資本主義とテクノロジーの暴走に就いて討議する。 水曜まで合宿を続ける彼らと別れ、宿を出て、独り帰路に。 徒歩で広隆寺に立ち寄る。境内の「霊宝堂」で、柚子がぜひ見てくるべき…

太秦にて

朝から夕方まで延々とU君の企画のネタ出し。 夕方、U君が出掛けた間は、部屋でこりこりとじぶんの書き物の推敲。 渋谷慶一郎の『ATAK010 filmachine phonics』を、寝転がってiPodで聴く。特に、アルバムの最後に収められている「logistic white haze_invisib…

太秦へ

宮本顕治も死んだ。戦前のいわゆる共産党リンチ事件や戦後の党内での権力闘争など、彼が抱えた歴史のあれこれは、遂に語られずに終わりか。 千葉真一も俳優をやめるそうである。大友組は永遠です。 昼過ぎからJRで京都太秦へ。駅でU君と待ち合わせ。「ゲスト…

きょう買った古書

島田謹二『ロシヤにおける広瀬武夫』(上下巻。朝日選書)

妻と『ツイン・ピークス』を観る

久しぶりに阪急淡路の古本屋に。 夜、柚子と『ツイン・ピークス』の第4話を観る。やっぱり、終わるとぱたっと眠ってしまう。

妻と『ツイン・ピークス』を観る

夜、柚子と『ツイン・ピークス』の第2話、第3話を観る。 第2話はデイヴィッド・リンチの監督作で、やはり他の監督のそれとは、女優の美しい撮り方、映像の濡れ方、わけのわからなさの格が違う。其処だけで一本の映画並みに素晴らしい「赤い部屋」のヴィジョ…

『あさきゆめみしII』を観る

昼過ぎから柚子と出かけて、梅田芸術劇場で『源氏物語 あさきゆめみしII』*1を観る。 私は、宝塚の「和物」を観るのはこれが始めて。とても良い席で、ドキドキするほど舞台が近い。 光源氏を演じる春野寿美礼が、お召物をあれこれ代えて、哀しい歌を歌う。云…

『櫻姫東文章』の録画を観る

夜、柚子と片岡孝夫(現・仁左衛門)と坂東玉三郎の京都南座に於ける、『櫻姫東文章』をヴィデオで観る。NHKで放送されたものを録画していたのだ。舞台も役者も何とも豪華、悪の華が咲き誇る。孝夫の痺れるような色悪っぷり、玉三郎の美しさ! 四世鶴屋南北…

きょう買った古書

ガストン・バシュラール『水と夢 物質の想像力についての試論』(訳小浜俊郎、桜木泰行。国文社) 何で今までこの本を読まなかったのか、じぶんでも判らないくらい。

終わったそうだ

昼過ぎから柚子と家を出て、一人で三宮へ。 後藤書店など古本屋を巡って、U君と落ち合う。 元町までぶらぶらと歩き、彼の邸へ。久しぶりにあれこれと駄弁る。 土産に持った鰻を丼にして、U君の厳父が仕込んだ素麺つゆで素麺を、彼の御母堂と三人で、食べる。…

フィンチャーの「インナー・シティ・ブルース」

夕方、柚子と待ち合わせて三宮の国際会館で、デイヴィッド・フィンチャーの新作『ゾディアック』*1をやっと観る。オープニングから、びりびりと傑作の予感が。それから2時間37分、それは少しも裏切られることなく、ダレ場もなく、エンディングまで進んでゆく…

『マラノーチェ』を観る(少し眠った)。

朝は起きるとすぐに歯医者に。 夜、試写でガス・ヴァン・サントの処女作『マラノーチェ』*1を、テアトル梅田で。 映画の前にマクドナルドでビッグマックのセットを食べるが、60円も値上げしていて驚く。都心だけマクドは値上げしたんだと、若い衆から聞いた…

きょう届いたDVD

デイヴィッド・フィンチャー監督『セヴン プラチナム・エディション』

きょう買った古書

柴田元幸『アメリカン・ナルシス メルヴィルからミルハウザーまで』(東京大学出版局) 亀山郁夫『大審問官スターリン』(小学館)

きょう買ったCD

セルゲイ・プロコフィエフ『ピアノ協奏曲全集』(ピアノ:アブデル・ラーマン・エル・バシャ。指揮:大野和士。モネ交響楽団。Fuga Libera) さっそく聴いてみた。オペラ的な演奏とでも云おうか、大野和士の指揮するモネ管の伴奏を得て、ピアノがとても気持…