2009-01-01から1年間の記事一覧

ぼんやりとした頭で起き出し、U君が新しく市内に借りたアパートへ『罪神』会議をしに行く。電車の中で、鉛筆でざっくりとした絵コンテを描いて持参する。 U君は明日が誕生日。

きょう買った古書と新刊

江藤淳『全文芸時評』(上下巻。新潮社) 竹前栄治、天川晃、秦郁彦、袖井林二郎『日本占領秘史』(上下巻。ハヤカワ文庫) 濱野智史『アーキテクチャの生態系 情報環境はいかに設計されてきたか』(NTT出版)

雨、だったのだが、夕方、私が家を出たときにはもう雨は止んでいた。電車に乗り、行きそびれていた図書館に行って本を返し、その近くの古本屋でもう代金も払ってある江藤の本を引き取り、アルバイトに。

きょう買った新刊

マーク・ブキャナン『歴史は「べき乗則」で動く 種の絶滅から戦争までを読み解く複雑系科学』(訳・水谷淳。ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

雨。

きょう買った新刊

柴崎友香『その街の今は』(新潮文庫)

夕方からアルバイト。自転車に乗って走り出したら、額を雨粒がぽつんぽつんと打ったので、慌てて駅へ向い、電車で職場に。ところが、けっきょく雨は降らず、憮然。 コマとコマの間が一時間空いていたので、近所の本屋をぶらり。この頃本屋に行くと大抵何処で…

東京から帰る。

T兼君をT内君とM根さんと送ったり、谷桃子(N中君に、あなたはほんっとド助平ですね、と云われてしまう……)とか言葉を尽くしたあとの「残余」とかテクノとかヒップホップとかブーレーズのこととかMOTの展示のこととか、けっきょく朝まで渋谷の300円中華の店…

きょう買ったCD

野平一郎『錯乱のテクスチュア 野平一郎作品集』(Fontec)

第九回文学フリマ。

朝、父が彼の部屋の前の公園で暮らす猫にごはんをあげに行くのに、くっついてゆく。暫らくすると、綺麗な小麦色の牡猫がどっからともなくやってきて、父の隣を歩き始める。父曰く、彼は父のことを仲間の猫であると思っているのだ、とのこと。 父と別れ、新宿…

『アラザル vol.3』発売!

批評誌『アラザル』はvol.3を、12月6日(日)の文学フリマから発行することになった。 今回は新しい書き手が加わり、そして彼らはそれぞれ、タイポグラフィと華雪と書とタブッキと墓と、北村道子の映画の衣裳と上野樹里とダンスと写真と、柴崎友香の小説の空…

きょう買った古書

坂本忠雄『文学の器 現代作家と語る昭和文学の光芒』(扶桑社)

東京。

八重洲口で夜行バスをおり、スターバックスで二時間ほど、ココアを呑んで身体を休める。清澄白河まで移動して、東京都現代美術館へ。「レベッカ・ホルン展」*1からみる。 大変力の入った展示だったが、写真の印象を超える作品はなかった。映画は『ダンス・パ…

きょう届いた古書

江藤淳『昭和の文人』(新潮文庫)

きょう届いた古書

カトリーヌ・マラブー『ヘーゲルの未来 可塑性・時間性・弁証法』(訳・西山雄二。未来社)

きょう届いた古書

谷口まさはる『千年の響き 正倉院復元楽器とアンサンブルオリジン』(小学館スクウェア)

きょう買った古書

実相寺昭雄『夜ごとの円盤 怪獣夢幻館』(大和書房) 鈴木琢磨『テポドンを抱いた金正日』(文春新書) 田邊元『キリスト教の辯證』(筑摩書房)

朝少し早く起きだして大阪まで出る。iiさんの引越しの手伝い。到着すると、階段の上に、逆光でよく顔がみえないがiiさんらしいひとが立っていたので「よぉ」と挨拶すると、iiさんのご母堂だった。MR君も、もう着いていて、えっちらおっちら、荷物をライトバ…

きょう届いた古書と新刊と買った古書

江藤淳『離脱と回帰と 昭和文学の時空間』(日本文芸社) 『思想地図vol.4』(編・東浩紀・北田暁大。NHKブックス別巻) イアン・マキューアン『初夜』(訳・村松潔。新潮社) 長嶋有『夕子ちゃんの坂道』(講談社文庫) 竹内好『魯迅』(講談社文芸文庫)

髪を切る。

きょう届いた新刊と買った新刊

丸山眞男『自由について 七つの問答』(編集グループSURE) クリス・アンダーソン『フリー』(訳・高橋則明。NHK出版)

きょう買った古書

野間宏『暗い絵・崩壊感覚』(新潮文庫) 阿部和重『ミステリアスセッティング』(朝日新聞社)

朝起きて、ゴミを棄ててから、歯医者。奥歯を噛み締めると鈍く痛みが拡がるようになったからだが、どうやら歯茎が炎症を起しているのが原因みたいだった。古本屋の軒先の50円棚を漁って帰宅する。夕方からアルバイト。 『アラザル』もtwitter始めました。宜…

きょう届いた古書

『江藤淳全対話(2)現代文学を生きる』(小沢書店)

天気予報で云うていたとおり、昼過ぎから雨が降る。洗濯をしたかったのだが、断念して正解だった。ざざっと斜め読みしていた秋尾沙戸子の『ワシントンハイツ』をキチンと頭から読み始める。さっそくまた次の一柳論で使えそうな新しい繋がりを発見する。私は…

一柳慧の「二つの存在」を、彼自身のピアノで弾いたものを聴いている。音の粒を切り出すそのタッチが絶妙。一柳慧のピアノはやはり、半端なく巧いと思う。柚子と近所のスーパーへ出かけるつもりだったが、ぼーっと部屋で過ごしているうち、世のなかの休日は…

きょう届いた新刊と古書

山城むつみ『文学のプログラム』(講談社文芸文庫) 『江藤淳全対話(1)文学の流れの中で』(小沢書店)

終日、うちのなかにいる。

小松左京の『継ぐのは誰か?』を読み終える。後半50枚ほどの、もうひとつの人類の来歴を語る箇所が読みどころ。其処を読ませるための、前半部分の手練手管の引っ張りの強さは、やはり巧いものである。たいへん爽やかな青春小説としても読める。しかし、SFと…

きょう届いた古書と買った古書と新刊

『江藤淳全対話(3)思想と文学と』(小沢書店) 江藤淳『腰折れの話』(角川書店) 柄谷行人『世界共和国へ 資本=ネーション=国家を超えて』(岩波新書) 江藤淳『妻と私/幼年時代』(文春文庫) 「はてな」で「江藤淳」を検索すると、あの遺書を名文で…

『イングロリアス・バスターズ』をみる。

腰のあたりに昨日あたりから鈍い痛みがあり、柚子からカイロプラクティックに行ってくるように云われて、昼から出かける。カイロに行くのは初めて。先週からの疲労が蓄積しているのと、姿勢が悪くなっている所為で、内臓に負担が掛かっているとの由。姿勢を…