演劇

『ルルドの森(再)』をみる。

朝起きて、「大阪市立芸術創造館」まで独りで行き、細川博司の率いる「バンタムクラスステージ」の公演『ルルドの森(再)』*1をみる。 再演だが、前回*2に比べるとずいぶん細かく脚本、美術(ちらちらする、光線と影の按配が美しかった)、そして俳優へのそ…

押井守『鉄人28号』をみる

昼からアルバイトに行き、そのまま梅田まで出て、「シアター・ドラマシティ」で押井守の作・演出の『鉄人28号』*1をみる。 押井守の本分は、云うまでもなく、映像作家にこそある。モノとしての人形が突然生命の息吹を吹き込まれて踊りだすシーン(鉄人28号が…

『スーパーソニックジェットガール』は快作!

柚子の部屋の床には薄くて丸い座布団が敷いてある。「しま」はその上で寝ったり、座り込んでぼんやりしていることが多い。部屋の扉が開け放たれていると、ちょうど其処から廊下が一望できるからだろう。 私の部屋には座布団がない。置くスペースがないからだ…

『病的船団08』をみる

マルビルのタワーレコードを経て、日本橋の古本屋を回り、シアトリカル應典院に。「特攻舞台Baku-団」*1の『病的船団08』を見物する。 開演前に、アンケートへの協力を要請された。 そのアンケートと云うのは、この演劇をみる前と後で、精神障害者に就いて書…

本若⇔ケービーズ『かわうそくよう』をみる。

……しきらんのぉ。と、劇場を出て呟く。 「今日舞台上にあるのは、皆さんの生活に溢れている【日常】です」と、岡野真大は書いている。 しかし、《にちじょう》は、こんなにすっきりとしたかたちをしていない。 《にちじょう》は、始まりも終わりもなく、曖昧…

Mayの『チャンソ』をみる。

「May」の『チャンソ』を見るためにシアトリカル應典院に。傑作。 そのままH監督と主演俳優氏、H監督のお友達と谷六方面にぶらぶら。たまたまH監督の主演女優氏とそのお友達と坂の上で遭遇し、再び文楽劇場のほうへ坂を下り、居酒屋に。駄弁る。 帰り道、地…

突劇金魚『しまうまの毛』を観る。

正午、TVの前。ぼそぼそ喋る押井守のそれをキチンと頭の中に言葉として展開できるのは、きっと私が中学生の頃からたびたび映像で押井守が自作を語るのを聴いてきたからだと思う。タモリが「震電」や「飛燕」を知っているのは世代的なものなのか? やはり、そ…

『ルルドの森』を観て、あれこれと。

昼前に柚子に起こされて朝食。 新しく決まったアルバイト先に自転車で行き、レクチュアを受ける。 その帰路、新しい古本屋ができているのを見つけて、しかもなかなか渋い品揃えで、狂喜する。 再び出掛けようとすると、雨が。何なんだ。 近所のミスタードー…

『この荒野の物語』を見物する。

シアターシンクタンク万化の『この荒野の物語』を観る。梅田のツタヤで弟と待ち合わせ、シアトリカル應典院の手前の古本屋でF大兄と遭遇し、劇場の前でH監督と邂逅。 役者の演技、美術、衣装は、これまで私が観ている「万化」の公演の中でも、非常によく練ら…

チェルフィッチュを観る。

菊地成孔ダブ・セクステットの『The Revolution will not be Computerized』を聴いたり(これまでの菊地成孔のオーセンティックなジャズの仕事のなかでは、いちばん好きなアルバム)しながら、絲山秋子『袋小路の男』を読み始める。 中之島の国立国際美術館…

シアターシンクタンク万化を観る。

シアトリカル應典院で、シアターシンクタンク万化の新作『多勢に無勢2 〜刑事たちの挽歌〜』を観る。 美浜源八の脚本は描くものが明らかに変わってきている。これまでの彼の作劇の方法や人物の造型は、あからさまなジュブナイルであり----彼の好む表現ならば…

『風の市』を観る/U嬢来たる

午前中から出掛けて用事を済ませ、昼からシアトリカル應典院で「May」*1の『風の市』*2を観る。 三十年ほど前の猪飼野の在日朝鮮人の或る家庭に、済州島から密入国で一人の男がやってくる。彼がやってきたことから起こる、一種のドタバタがこの芝居の面白み…

サシャ・ヴァルツ&ゲスツを観る

びわ湖ホールで、サシャ・ヴァルツ&ゲスツ*1の『ケルパー(身体)』*2を観る。びわ湖ホールは初めて。 クロノロジィと医療技術のテクノロジィに切り刻まれ、管理され、パッケージングされている私たちの身体、狂気に囚われて叫ぶ身体、食物を摂取しては液体…

七月大歌舞伎を観る。

柚子と連れ立って、大阪松竹座で「七月大歌舞伎」*1を観る。 「はり重」でビフカツのサンドウィッチを頼み、「丸万寿司」でお寿司を買い、ampmでジュースを買い、初めての松竹座に。 「鳥辺山心中」。如何にもオーソドックスな歌舞伎で、高校生の頃、亡くな…

『アマリール氏の事件簿』を観る。

昼から柚子と出掛け、シアターシンクタンク万化*1の新作『アマリール氏の事件簿』を観に行く。会場で、弟とF大兄夫妻と待ち合わせる。小屋のなかで全身ピンクのロリ服でぎっちり武装したK嬢と会う。 今回の舞台は、大東亜戦争(に良く似た、鏡の国の戦争)の…

『トランスルーセント』を観る

U君と待ち合わせて日本橋へ。劇場の前で弟と落ち合い、シアターシンクタンク万化*1の新作『トランスルーセント 彼女とドーナツを』を見物する。原作の漫画は未読。 「万化初の恋愛演劇」と称していて、なるほどキスシーンもあり告白や恋の始まりもあり失われ…

劇場の力

ピッコロ劇団の『ハムレット』を観る。

仕事にかこつけて元町を、「ちんき堂」やら何やら、ちょっとぶらり。 仕事を終えてから兵庫県立芸術文化センターで行われたピッコロ劇団の『ハムレット』を見物する。 剣幸のガートルードの存在感はさすがだったが、同劇団員の平井久美子が演じるオフィーリ…

シアターシンクタンク万化は今こそ観るべき!

日曜の朝とは思えぬくらい早く起きて、実家の近くの散髪屋へ。髪が延びて鬱陶しかったので、すっきりしてさっぱり。 そのまま昼過ぎ、柚子と大阪駅で待ち合わせて、合唱のミニ・コンサートを南港まで聴きに行く。 その後、地下鉄でひいひい云いながら移動し…

『ショウ・ザ・ブラックⅡ』を観る

正午前に、義姉夫婦と姪と、義兄の実弟がやってくる。私は、彼らが来ると、スパゲティを茹でる係になるのである。 昼過ぎに彼らが帰ると、散髪に行くつもりだったのだが、結局夕方までごろごろと過ごす。 夜、新開地へ。商店街のエロDVD屋の軒先でリドリー・…

タカラヅカ、『絹』、TOKIOの長瀬

柚子と宝塚へ。三度目の『ファントム』。前回より更に、桜乃彩音は巧くなっているし、春野寿美礼の歌は今回も非常に安定していて、2幕では二度三度と落涙。 帰りにカラオケに行くが私の体調優れず、一時間でお開き。 アレッサンドロ・バリッコの『絹』を読み…

タカラヅカ流れ者

朝、仕事鞄にオペラグラスを忍ばせた。 仕事を抜けて宝塚へ行き、再び『ファントム』を観る。当日B席(最後列)2000円。激安である。こんないい芝居なのに、チケットが残っているのはありがたいが怪しからん。 今日は舞台の隅のほうをあちこち注意して見てい…

ぼくたちの好きな戦争

今日こそ早く帰宅するぞと意気込んで机の上を片づけていると、上司が「仕事の都合で行けなくなったので、もし良かったら行く?」と芝居のチケットを呉れた。 おおおおおっ、ベルトルト・ブレヒトの『母・肝っ玉とその子供たち』ぢゃねえか! 家で待つ新妻に…

シアターシンクタンク万化『フレンドシップ』を観る

柚子と梅田で待ち合わせして、地下鉄で恵美須町まで。in→dependent theatre 2nd*1で上演の、シアターシンクタンク万化*2『フレンドシップ』の2時からの回を見物する。劇場の外で並んでいるとU君も来る。会場整理をしていた劇団主宰は、お馴染みのソヴィエ…

美に骨抜きにされる

昨晩は夜中のうちに仕上げてメールする筈だった仕事を、そのままにして転寝してしまい、曙光で目を醒ましてから、慌てて書き上げて送る。 それから9時過ぎには、朝食も摂らずに隣の駅前のショッピング・センターのチケットぴあへ。11月に日生劇場で演る、飯…

お芝居を見に行く

朝食は柚子の作るホットケーキ。美味。今日は某劇団主宰M氏の劇団*1の公演『エンゲージ』の昼の部に出掛ける。柚子は用事があるので先に家を出た。午前中、私は漫画本を本棚に並べた。ずいぶん片づいた(と思っているのは私だけみたいだが)。 正午前に家を…

タカラヅカの花組公演へ

柚子と一緒にのんびり駅まで歩いていたら、予定していた電車に乗り遅れ、開演ぎりぎりで劇場内に。上演前に、第91期の初舞台生の口上があった。如何にも初初しい。幸運を。いつか魂の震えるような舞台を見せてほしい。 さて、荻田浩一の作・演出『マラケシュ…

女王陛下と王子様に謁見。

さすがに今朝は眠りに眠る。おっとりと正午前に柚子とふたりで階下に下りると姑から呆れられる。午後から柚子と宝塚へ。蓮華嬢と三人で宙組の公演を見物する。『ホテル・ステラマリス』と『レヴュー伝説〜モン・パリ誕生77周年を記念して〜』*1の二本立て。 …